車楽 SHARAKU

Ready Made Products

アームを広げて引っ張れば、その軽さに驚かれる筈

アームを畳んだ状態では普通の車椅子として、アームを広げると砂利道・坂道・芝生・雪道・砂浜等、車椅子にとって悪路と言われる場所でも、安全に利用する事ができる車椅子です。

「車楽 SHARAKU」とは？

「介助者の負担を出来るだけ少なく」という、野中清次の介護への想いから生まれたこの車楽 SHARAKUは、介助をされる方の負担を減らし、車椅子に付き纏う多くのバリアを克服して障がいや足腰の弱ったお年寄りを、どこへでも安全にお連れする為の車椅子です

「車楽 SHARAKU」の特徴

「車楽 SHARAKU」は、牽引用のアームが収納できる車椅子一体型の牽引式車椅子です。

牽引式の車椅子の為、前後二人のサポートによって楽々と上り坂などを引っ張る（押す）事が可能になります。

介助者負担の軽減の為、車椅子自体にも改良が施されています。

アームの高さも介助者の身⾧に合わせて手元で自在に調節可能になっており、牽引時の車椅子の傾きを調整できます。

山道などの傾斜のきつい下り坂でも、通常は介助される方々の筋力で制動をするところを、車椅子の前後（アームの手元と手押しハンドル部）のブレーキで、安全に坂道を降りることができ、介助される方のご負担を軽減します。

牽引用のアームは、車椅子本体と一体化しており、アームが不要の時には車椅子本体に格納でき、通常の車椅子としてご利用いただけます。

また、どなたでもアームの組み立て・収納が容易に可能となっています。

介護アイデア工房の原点

介護アイデア工房を始める切っ掛けになった車楽です。

母が倒れ片麻痺になってしまい、旅行に連れて行きたくても従来の車椅子では行けない所ばかり。関東近隣の車椅子メーカーを６社訪問して、どこへでも行ける車椅子は無いのか探して歩きました。すると全てのメーカーの担当者は「障がいを持った方をどこに連れていくんですか?」と。いろいろ調べてはみたものの、当時は私の求めているような車椅子はありませんでした。

「何故、障がいを持っている方を、どこへでも連れて行ける術（車椅子）ないのだろう?」
「障がいを持っている方が行きたい場所（ところ）に行ってはいけないというのだろうか?」

そんな想いから、無いなら自分で作ろう…と。そして 2 年がかりでこの車椅子の初期モデルを作りました。